阿部善商店では、食品にもっとも求められる「安全」「安心」にいち早く取り組み、近代的な設備と厳しい管理体制を導入しています。
さらに、宇宙食を製造する際に考案された衛生管理手法である HACCP(ハサップ)を1999年より導入し、半年ごとの厳しい視察をクリアしています。
阿部善商店の蒲鉾は、こうした厳しい品質管理のもとに製造されているのです。
HACCP(ハサップ)とは?
HACCP(ハサップ)とは、食品の安全性を高める、新しい考え方の食品衛生管理の方式です。
1960年代に、アメリカのピルスベリー社が宇宙食(アポロ計画)の安全性を確保するために開発しました。製品を検査する場合、従来はできあがった製品の一部を抜き取って検査し安全性を調べていましたが、これでは検査されなかった食品が市場に出て食中毒等を引き起こす可能性を排除できません。
これに対しHACCPは、原料から加工・包装・出荷に至るまでの全ての工程において、あらかじめ起こりうる危害を予測し、その危害を防止(または許容レベルまで軽減)するための重要管理点(CCP)を特定。そのポイントを継続的に監視・記録し、異常があればすぐに対策を取り解決することにより、不良製品の出荷を未然に防ぐことができるのです。
FAO(国際連合食糧農業機関)/WHO(国際保険機構)の国際食品規格委員会からガイドラインが発表され、各国に推奨しています。
エアフィルターを使用したクリーンルームでの製品冷却、一貫した自動化ラインの中で厳しい品質管理を行っています。特に、社内に衛生検査室を設け、定期的に自社製品の検査を行っています。
また、保存料は一切使用せず、化学調味料などの添加物の使用も極力抑え、現代人の食生活にマッチした本当の美味しさ、ヘルシーな製品を追求しています。
このような健康にこだわる姿勢が、設備の近代化など、工場内の衛生的な環境づくりにつながっているのです。
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